80’s洋楽と中二病

80'S

洋楽に興味を持ったのは、中学一年の途中くらいからで、まさに中二病の症例そのもので

そこからどうやって洋楽にどっぷりとハマって行ったのかを思い出してみたいと思います。

中二病 – Wikipedia

まず前提として、80年代当時の情報元は、携帯もインターネットもない時代でしたので

1 TV・ラジオの音楽番組、又はCM

2 雑誌(主に音楽雑誌か青年情報誌)

3 友達・兄弟(年上の兄貴)

ほぼ上記3つくらいがメインの情報元だと思います。自分の場合の洋楽にどうハマったのは

まさに中二病のノリそのものでした。当時はガンダム、マクロス、うる星やつらなどのアニメ

作品が大好きだったカタナシ少年は学校で友達とレコードの貸し借りをしていました。当時は

まだレコード全盛期で、でかいLPジャケットを学校に持ってくると目立ってしまい、まわりに

アニメ好き(※まだオタクと言う呼び名がない時代)とばれてしまい、恥ずかしい思いを

しないといけない時代でしたが、まだその手のイジメなどはなく、比較的、普通の行為でした。

そんな中、カタナシ少年の目に衝撃的な事件が入ります。野球部の坊主頭で日焼けしたちょい

小太りでアントニーのような風体のK君が女子にスリラーを貸していたのです。学校でのLP

レコードの貸し借りはアニメかアイドルしか見たことがなかった自分には、なにそのレコード

は?となりましたが、そこは思春期まっ盛りの恥ずかしさが勝り、その場では聞く事が

できませんでした。ただ、その行為はあまりにも衝撃的に目に焼き付き、アニメのレコードを

貸し借りしている自分が、子供に思え、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。

そんな洋楽を聴いたことが無い13歳にもマイケルジャクソンのスリラーの情報は当然の

ように入ってきて、そこから洋楽に興味が沸いたのは事実でした。はっきりとは

覚えてませんが、確か、どこかのタイミイングで一番最初に購入したのがスリラーでした。

それをきっかけにMTVを見るようになりました。自分の地元、神奈川県ではTVK(TV神奈川)

で、毎週月~金の夕方17時くらいから、ミュートマジャパンという洋楽のミュージック

ビデオを紹介する番組がやっており、学校から帰ってくると丁度いい感じで見れる番組でした。

それから、時間は覚えていませんが、ビルボードTop40と言うチャートを紹介する番組も

よく見ていました。(※ビルボードは本当に好きな番組でしたのでまた別記事にします)

話をスリラーに戻しますが、一番初めに洋楽のLP作品として聴いたのが、このモンスター

アルバムでしたので、当たり前のように聴き込んで、自分のPOPソング好きの核を生成

してくれたアルバムです。中二病の代表的な症例の1に「洋楽を聴き始める」はまさに

異性は意識し始める、思春期特有のカッコつけであり、その辺りから、おかしな方向に

迷走するのも、よくある話だとは思いますが、自分の高校時代の失敗談に繋がって行く

のでした。

スリラー (アルバム) – Wikipedia

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